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日本酒の種類と違いが一目でわかる!特定名称酒の選び方とおすすめ3選

ぐるメモ
この記事は約13分で読めます。

居酒屋のメニューや酒屋のラベルを見ても『純米大吟醸』や『本醸造』などの漢字ばかりで、どれを選べばいいかわからない……。

そんな悩みを抱えていませんか?
一見複雑に見える日本酒の分類(特定名称酒)ですが、実は「使っている原料」と「米をどれだけ削ったか(精米歩合)」という2つのルールさえ押さえれば、誰でも一瞬で理解できます。

この記事では、日本酒の種類と違いを分かりやすい分類表とともに解説します。

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日本酒の種類と違い(特定名称酒とは)

日本酒のボトルや居酒屋のメニューを開くと、「純米」「大吟醸」「本醸造」といった漢字が並び、難しく感じてしまうかもしれません。

このような名称がついた日本酒は、法律で定められた「特定名称酒」と呼ばれるグループに集約されます。

国税庁の基準を満たした「高品質な日本酒」につけられるルール上のグループ名で、安価で日常的に飲まれる一般的な日本酒(普通酒)と区別するために作られました。

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日本酒の分類基準は2つだけ

日本酒の種類は、味の好みや職人のこだわりではなく、「使っている原料」と「米をどれだけ削ったか(精米歩合)」という数値上のルールで厳格に分類されています。

どれだけ高級そうに見える銘柄であっても、ラベルに書かれている文字はこのルールに基づいて機械的に割り振られているに過ぎません。

1. 原料の違い

原料の違いは、お酒の名称に「純米」という文字がつくかどうかの境目です。

醸造アルコールを使わず「米・米こうじ・水」だけで造られたものだけが、名前に「純米」とつけることを許されます。

2. 精米歩合と製法の違い

精米歩合(せいまいぶあい)と製法は、お酒の名称に「本醸造」「吟醸」「大吟醸」がつくかどうかの境目です。

米の外側をどれくらい贅沢に削ったか、そしてどのような手間をかけて醸造したかによって名称が変わります。

  • 本醸造(精米歩合70%以下)
    米を3割以上削って造られた日本酒です。
  • 吟醸 (精米歩合60%以下×吟醸造り)
    米を4割以上削って造られた日本酒です。
    低温で時間をかける吟醸造りで造られます。
  • 大吟醸(精米歩合50%以下×吟醸造り)
    米を5割以上削って造られた日本酒です。
    低温で時間をかける吟醸造りで造られます。

2つの掛け算でわかる分類表

「原料(純米か否か)」と「精米歩合(削り量)」の2つを掛け合わせるだけで、すべての日本酒は一瞬で分類できます。

基本となる組み合わせを一覧表でまとめました。

精米歩合制限なし
70%以下
60%以下
※吟醸造り
50%以下
※吟醸造り
純米純米純米純米吟醸純米大吟醸
純米以外普通本醸造吟醸大吟醸

上記以外に「特別本醸造」「特別純米」があります。これらは以下のどちらかを満たした本醸造や純米酒を指します。

  • 精米歩合60%以下
    本醸造は精米歩合70%以下、純米酒は規定なしなのに対して、精米歩合60%以下まで削った日本酒(製法は吟醸造り以外)。
  • 特別な醸造方法
    酒蔵独自のこだわりにより製造された日本酒。
    「特別な醸造方法」に明確な定義はないため、ラベルに詳細を書く必要があります。

日本酒をプレゼントする時の選び方

味の好み(甘口・辛口など)

相手の好みや、普段よく飲んでいるお酒のタイプがわかる場合は、味わいから種類を選びます。

【フルーティ・甘口】吟醸系がおすすめ

例:純米大吟醸、純米吟醸、大吟醸、吟醸

吟醸造りでは、米を60%以下まで削って雑味をカットします。

時間をかけてじっくり発酵させることで、カプロン酸エチル(リンゴや梨のような香り)や酢酸イソアミル(バナナやメロンのような香り)という香気成分が多く生成されます。

また、低温で発酵させることで、香りが空気中に蒸発せず、お酒の中にしっかり残る効果もあります。

【スッキリ・辛口】本醸造系がおすすめ

例:本醸造、特別本醸造

本醸造には醸造アルコールが添加されます。

この醸造アルコールは、サトウキビなどを原料にした純度95%以上の無味無臭のアルコールのため、糖分やアミノ酸などの濃度が薄まり、スッキリ・辛口の味わいになります。

【米由来のコク】純米系がおすすめ

例:純米酒、特別純米酒

純米系は「米・米こうじ・水」のみで造り、醸造アルコールによる希釈を一切行いません。

また、吟醸系に比べて米を削りすぎない(精米歩合70%前後)ため、米の外側に含まれる、タンパク質などの旨味の元が適度に残ります。

グレード(種類ごとの価格帯)

日本酒の価格は主に以下で決まります。

  • 米を削る量(精米歩合)
  • 手間の多さ(吟醸造りなど)

米を削るほど1本に必要な米の量が増え、仕込みの手間もかかるためグレードが上がります。相手の好みがわからない場合や、お祝いなどの予算が決まっている場合は、このグレード順に選ぶのが確実です。

  1. 純米大吟醸酒
    精米歩合50%以下×吟醸造り×純米
  2. 大吟醸酒
    精米歩合50%以下×吟醸造り
  3. 純米吟醸酒
    精米歩合60%以下×吟醸造り×純米
  4. 吟醸酒
    精米歩合60%以下×吟醸造り
  5. 特別純米酒
    精米歩合60%以下×純米
    or 特別な製法×純米
  6. 特別本醸造酒
    精米歩合60%以下
    or 特別な製法
  7. 純米酒
    純米
  8. 本醸造酒
    精米歩合70%以下

プレゼント向けのおすすめ銘柄3選

一般のスーパーや量販店には出回らない、地酒専門店(特約店)やデパ地下でしか手に入らないプレミアム銘柄を3つ厳選しました。

「スーパーの安物感」を100%回避し、お相手に「本物の良いお酒を選んでくれた」と確実に喜ばれる最高峰のラインナップです。

作 陽山一滴水

産地・蔵元 三重県・清水清三郎商店
特定名称大吟醸酒
おすすめの人失敗できない特別なギフトを探している人、華やかな香りが好きな人

伊勢志摩サミットの乾杯酒に選ばれ、世界的な品評会でも数々の賞を受賞している三重の名醸「作(ざく)」。

そのラインナップの中でも「陽山一滴水(ようざんいってきすい)」は、精米歩合40%まで削り込んだ山田錦を低温でじっくりと醸した最高峰プレミアム大吟醸です。

山にかかるモヤが一滴の水となって滴り落ちるような、澄み切った綺麗な味わいと洋梨を思わせる果実香が特徴。洗練されたボトルデザインと専用化粧箱により、ビジネスシーンや失敗の許されない大切な記念日の贈り物として圧倒的な安心感があります。

黒龍 大吟醸 龍

産地・蔵元 福井県・黒龍酒造
特定名称大吟醸酒
おすすめの人年配の方や目上の人、和食や辛口を好む本格派の酒好き

昭和50年にワインの熟成技術を日本酒に応用し、全国に先駆けて発売された「大吟醸酒の金字塔」です。安売りスーパーへの流通を一切拒否し、品質管理の徹底された専門店のみで販売する姿勢を貫いています。

熟成によって生まれる上品な香りと、深みがありながらもスッと消える綺麗な後味が特徴です。重厚感あふれる木箱に入っており、開けた瞬間の品格と歴史的背景から、年配の方やお世話になった上司への贈り物としてこれ以上の選択肢はありません。

獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分

産地・蔵元山口県・旭酒造
特定名称純米大吟醸
おすすめの人誰が見てもわかる高級品を贈りたい人、女性や日本酒初心者

スーパーで見かける普及版(磨き45)とは一線を画す、旭酒造のフラッグシップ級ボトルです。酒米の王様「山田錦」を23%という極限まで削り磨き上げた、日本酒ギフトにおける不動の最高峰ブランドです。

綺麗で複雑な香りと長めの余韻、そして雑味の一切ない極上の口当たりが特徴。木箱入りの仕様も選べるため、名前の知名度・品質・見栄えのすべてにおいて「100%失敗しない安心のギフト」として圧倒的な支持を得ています。

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きよどら

清瀬市在住2児のパパ
趣味の一環でブログ執筆中

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